ドリームペッツ2点をお買い上げ頂きました のんびり顔のハワイアン・ハウンドと おトボケ顔のイーガー・ビーバー 今から40年程前に日本から海を渡って来たこの子達が 再び故郷日本へと渡るのです。 ドリーム・ペッツと呼ばれるこの子達の由来はこんなお話です。 ===海を渡るペット達=== 時は1957年、サンフランシスコのおもちゃ輸入会社R.デイキン&カンパニーの創設者 リチャード・デイキンさんは木製の電車のおもちゃの製造を日本のおもちゃ工場に依頼しました。 ところが、日本から届いた電車のサンプルの箱を開けてみると、そこには電車と一緒に 別珍で作られた可愛い動物達が入っていました。 花をくわえたキリン、おすまし顔のウシ、ベレー帽をかぶったタコなど、色とりどりの 布地で作られた動物達は、日本の工場の職人達が別珍の端切れに電車を彫るときに出た おがくずを詰め、電車が輸送中に破損しないようにと作ったパッキンだったのです。 デイキン氏が日本の工場にこれは何というものか?と問い合わせたところ、担当者は ”自分達で想像して作ったペットなのでドリームペットと呼んでいます。”との答えでした。 デイキン氏は即座に電車を作るのを止めるよう工場に頼み、その代わりにドリームペット達を もっと作ってくれるよう頼んだのです。 そしてアメリカで電車の代わりに発売された夢のペット達”Dream Pets”は発売されるやいなや 大きなブームをもたらしたのでした。 1960、70年代に発売されたドリームペッツは2000種を超えたと言われています。 そして4,50年経った現在でも、アメリカのみならず日本でもドリームペッツファン達には 根強い人気を誇っているのです。 ===おしまい=== そして今日、元はパッキンとして作られたこの子達が 今度はパッキンを詰められて日本へと渡ります。 どうか無事に故郷の土を踏んで下さい。 そして新たにオーナーとなる方にうんと可愛がられてね。 ショップのドリームペッツページはこちら→DREAM PETS
by moniha20
| 2010-04-08 13:33
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