虹の女神(ハワイ神話)


日本ではここの所あまりお天気が良くないようですが、ハワイでもぐずついたお天気が続いています。

今朝、家のラナイ(ベランダ)から外を見ると、雨が止みかかった空に大きな虹がかかっていました。
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良く見ると、くっきり見える虹の上にもう一つ虹がかかっています。
これをダブル・レインボーといい、虹が多く発生するハワイでは良く見られます。

アメリカ内ではハワイ州のことを通称Aloha State(アロハ・ステート)と呼びますが、虹が多く見られることから Raimbow State(虹の州)とも呼ばれています。
その証拠にハワイ州の車の免許証やナンバープレートには虹がプリントされています。

特にオアフ島のマノアという場所では虹が良く見られますが、ここには少し切ないこんな伝説が残っています。

            =虹の女神 カハラオプナの伝説=

空に虹がかかる時、虹の端にはいつもカハラオプナという美しい娘が座っています。
彼女は父親である風と母親である雨から生まれました。

美しいカハラオプナにはカウヒという婚約者がいましたが、彼はサメの神ホアリイの血を引く凶暴で残忍な性格をしていました。

カウヒはカハラオプナを嫁にもらえる事をとても誇りにしていましたが、それに嫉妬したカウヒの友人達が、カハラオプナは自分達を誘惑したとカウヒに吹き込みました。

これを聞いたカウヒは怒り狂い、無実のカハラオプナをマノアの丘で殴り殺してしまいます。
しかし、彼女の守護神であるふくろう(プエオ)が彼女の命を蘇らせます。
カハラオプナが蘇ったことを知ったカウヒは怒り、再びカウヒの命を絶ってしまいます。
カウヒが彼女を殺し、プエオが彼女を蘇生させるということが実に6回も繰り返されました。

そして最後にカハラオプナが蘇った時、彼女はマノア渓谷でマナハという優しい青年と出会います。
弱っている彼女を、彼は熱心に看病をし、やがて二人は結婚しました。
それを知ったカウヒは激怒し、カハラオプナを大海原のサメに投げ付けて殺してしまったのです。

プエオは懸命にカハラオプナを探しましたが、今度ばかりは見つかりませんでした。
可愛そうな夫マナハは神に言いました。カハラオプナはいなくなったのではなく、生まれ変わったのだと。
その時、空に美しい虹が広がりました。
神は、マナハにこう言いました。「あなたが生涯を終えた時、マノアの虹に座っているカハラオプナのもとへ連れて行きますよ」と。

               =ハワイ神話より=

マノアの虹を見たらカハラオプナとマナハが座っていないか探してみてください。
もしかすると二人が仲良く座っているのが見つかるかもしれません、、

な~んてことはないと思いますが、この伝説を知る前に見る虹と、知ってから見る虹では少し見方が違ってくる気がしませんか?
少なくとも私は見方が変わった気がします。
前は虹が出ても”あ、虹だ。”くらいで無感情でしたが、今では”今頃カハラオプナとマナハは仲良く虹の端に座っているのかしら?”なんて考えて、少し切ないような、嬉しいような、胸がキュンとした感じがするようになりました。

皆さんもハワイに来たら是非マノアの虹を見に行って下さい。
きっと今までよりも素敵に感じられると思いますよ。


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by moniha20 | 2008-04-09 15:42 | ☆ハワイ☆


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